約 274,264 件
https://w.atwiki.jp/k-os/pages/518.html
英名:The Artifical Creature No.44 レアリティ:U 絵師:日野慎之助 番号:BS03-023 収録:ブースター03-覇闘 コスト:7 軽減:3 シンボル:紫 系統:造兵 種類:スピリット 1-LV1:4000 4-LV2:7000 LV1-2:『呪撃:このスピリットのアタック時』 このスピリットは、ブロックした相手のスピリット1体をバトル終了時に破壊する。 LV2:『このスピリットのブロック時』 BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、相手のスピリット1体を疲労させる。 フレーバー 支配者達の復活に番兵たちも目を覚ます。 蛇たちの予言の通り、時代の裂け目がやってきた。 備考/性能 呪撃持ち/疲労効果/破壊トリガー参照リスト:呪撃 公式Q&A/ルール 更新:1103019/Q1-2 Q.1 【呪撃】の効果がよくわからないんだけど? A.1 参照:呪撃 Q.2 BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、ってどういうとき? A.2 参照:カード汎用Q&A→Q6 エピソード/キャラクター 陣営:旧支配者/下僕関連フレーバー:夢魔の寝所 眠りから目覚めた旧支配者達。 ツギハギの体/フランケンシュタイン博士の怪物/フレッシュゴーレム外部参照リンク:ウィキペディア ツギハギだらけのイラストであることから、いわゆるファンタジー/錬金術系の人工生命:ホムンクルスではなく、 生身の肉体(墓場から盗んだ死体)を用いたSF/科学系の人造人間:フレッシュゴーレムの類であると考えられる。 その為か、青属性のゴレム系と同じく「造兵」の系統をもたされている。 「フレッシュゴーレム」の代表に「フランケンシュタインズモンスター」が挙げられる。 一時は人造人間の完成をよろこんだ博士だったが、 外見の不出来さに似合わない知性が備わっていた為、ソレは己の醜い姿に絶望し即座に逃走、末には暴走した。 そのため、創造主たる博士は、失敗作である彼にニンゲンとして、名前を授けることはなかったという。 ここを編集 BS03-紫へ戻る
https://w.atwiki.jp/rpgrowa/pages/303.html
第四回放送・裏 ◆iDqvc5TpTI 上下の感覚すら掴めない空間を、アシュレーは漂っていた。 そこには何もなかった。 床もなければ壁もなく、空もなければ大地もない。 人造物も自然物も一切存在しない空間を満たすのは、ただ一つの色。 身体を失ったアシュレーが知覚できるただ一つのもの。 白。白い闇。 それを決して光と称さないのは、アシュレーが自分は死んだのだと思っているからだ。 アシュレーの脳裏を、彼が覚えている最後の光景が過る。 ぽっかりと穴の空いた心の臓。 ロードブレイザーと相討ち、地に伏せる自らの姿。 断言できる。自分は確かに死んだのだ。身体がないのもその証拠だろう。 なら、ここは所謂あの世なのかもしれない。 「……ごめん、マリナ。……ごめん、みんな」 アシュレーは戦い抜いた。 戦い、戦い、死に果てた。 その選択に悔いはない。 死をも覚悟して、アシュレーは命を賭けてきた。 自分の居場所に帰るために。帰りたい日常を護るために。その日常をなす大好きな人々と笑い合える世界を取り戻すために。 何度生まれ変わろうとも、何度あの時間をやり直そうとも、アシュレーは同じ道を選ぶと言い切れる。 ただ、それでも。 悔いはなくとも、嘆きはなくとも、寂しさはある。 もう二度と愛した人達に会えない。 もう二度とアシュレーの帰りを待っているであろう人に、ただいまを言ってあげれない。 そのことが堪らなく辛かった。 だから、アシュレーは歩くことにした。 かつて訪れたアナスタシアのいる世界のように、どこかに生者の世界と繋がっている所があるかもしれない。 生き返えることができるとまでは思っていないが、それでも言葉を届けることくらいはできるかもしれない。 いや、もしもそんな都合のいい場所がなかったとしても。 「マリナ」 その名を心に灯し続けよう。 「アーヴィング。アルテイシア」 もう二度と逢えなくとも。 もう二度と我が子を抱くことがなかろうとも。 アシュレーは、どんな時でも家族と共にあるのだから。 「…………大切な、誰か」 ふと、誰もいなかったはずの世界に、アシュレー以外の声が響く。 驚き目を凝らし、誰か居るのかと返すアシュレー。 すると、白一面の世界に墨の如く黒い点が滲み出た。 代わり映えのなかった世界に突如生じた異変。 元より、外の世界との接点を探していたアシュレーは、先の声のこともあり、黒点へと駆け寄っていく。 と、黒点との距離が縮まる度に、その正体が明らかになってきた。 それは黒ではなかった。 言うならばそれは緑か。 緑色の髪の少年だ。 点に見えたのは彼が蹲っていたから。 蹲り、一人泣き続けていたからだった。 アシュレーはそのことに気づくと走る速度を上げた。 そう、走る、だ。 少年へと駆け寄ろうとした時には、失ったはずの身体が生じていたのだ。 心なしか透けてはいるが、寸分違わずその身体はアシュレーのものだった。 (霊体だから融通が効くのかな?) よくよく見れば少年の身体もまた透けていた。 空間より滲みでた点や、現状の自分を鑑みても、もしかすれば泣いている少年も既に死んでいるのかもしれない。 だったら慰めたところで何になる。 そんな考えはアシュレーの心の中には存在しない。 一人ぼっちが寂しいと、泣いている子どものように見えたから。 それだけでアシュレーが手を差し伸べるには十分だった。 ▽ 当の少年――ユーリルは、誰かと会うことなんか望んではいなかった。 何故だか透明無形な存在になっていたはずが、声を出したら急に色形を得てしまったユーリルは、胡乱げに顔を上げる。 彼の目に映るのは、一人の見知らぬ男の姿。 この地にて一度も邂逅したことのない、どころか、仲間であったクロノ達から聞いた誰とも違う人物。 正しく、名も知らない、縁の全くない他人。 今、ユーリルが、最も目の当たりにしたくなかった存在。 かつて、ユーリルが、『勇者』が、救うべき存在として自らの命を賭けた存在。 『勇者』という幻想の存在意義――だったはずのもの。 (けれど、それは違うと、さっきの男は言った) 『誰の』英雄になりたかったのかと、ユーリルに問うた男がいた。 助けたい人以外は助けなくとも仕方がないと、男は言った。 (助けたい、誰か……) そんなことを考え続けていたせいで、ユーリルは来訪者の声に反応してしまった。 マリナ。アーヴィング。アルテイシア。 それが今、ユーリルへと近づいてくる男にとっての戦う理由なのだろう。 男のことを何も知らないユーリルだが、それでも、彼が誰かの名前を呼んだ声に込めた想いは理解できた。 あれは家族を呼ぶ声だった。大切な誰かへと向ける声だった。 それも、もう会えない誰かへの。強い想いを込めた声だった。 (僕も、あんな声を出したことがある。あの日、村が襲われ、僕が『勇者』になったあの日に) 父の、母の、シンシアの名を泣き叫び、彼は勇者になることを誓ったのだ。 (そうさ、悩むまでもなく答えなんて出ていた。 忘れるわけがない。ずっと、ずっと覚えてた。僕が助けたかったのは、僕が護りたかったのは) 今でこそ、ユーリルは在りし日々が偽りのものだったと悟っている。 家族だと信じていた人達も、好きだと思っていた幼なじみも。 誰も彼もがユーリルを勇者としてしか見ていなくて。 世界を救う見返りとして、形だけの愛情を注ぎこまれていたに過ぎなかった。 だがそれは、あくまでも半日程前に気付いたことだ。 あの日の、勇者になると決意したユーリルにとっては、あの村の人々こそが、本当に助けたかった誰かだったのだ。 (……ああ、あいつの言ったとおりだ。救いたい誰かがいてこそ『英雄』になれる。 救いたかった誰かがいたからこそ、僕は『勇者』になった) アナスタシアがそうであったように、ユーリルもまた特別でも何でもなかった。 勇者になる運命こそあれど、少なくとも、あの時まではユーリルはただの少年だったのだ。 世界のことなんて考えもしなかった。 ただ、大好きな人たちとずっと一緒にいたいと、それだけを考えていた。 だけど。 その願いは叶わなかった。 ユーリルは好きな人達と一緒に生きることも、一緒に死ぬことさえも許されなかった。 ただ一人、大好きなみんなの屍に護られて生き残ってしまった。 そして、そのことがユーリルに勇者になる決意をさせてしまった。 好きだった人達の犠牲を無駄なものにしたくはないと。 全てを犠牲に生かされてしまった自分は、彼らの望んだように人の為に生きなければならないと。 強迫観念に似た義務感に飲み込まれてしまった。 『皆を救って……。 あなたは……勇者なんだから……』 シンシアから零れ出た呪詛を思い返す。 何のことはない、そんなものはとっくの昔に、ユーリルの魂を侵していたのだ。 ユーリルはあの日、余すことなく聞いていたのだから。 魔物に殺されゆく両親が、村人が、シンシアが漏らす那由他もの悲鳴と怨嗟を。 いくら使命感で固めていようとも、彼らもまた当時のユーリル同様ただの人間だったのだ。 死を前にして、恐れや恨み言を残す者もいた。 いや、いなかったにしろ、隠れて震えているしかなかったユーリルには、 村人達の断末魔は彼らが死ぬ理由となった自分への憎悪としてしか聞こえなかった。 渇望し、それでも届かなかった生への憧憬と怨恨を。 一人だけ生き延びてしまったユーリルへとぶつけているようにしか聞こえなかったのだ。 (だけど、だけども。まだあの時の僕は『勇者』になりきれていなかった。だからこそ、そこに『僕』も存在していた) ユーリルは勇者になるべく生を受けた。 ユーリルは完璧な勇者になった。 しかしながら、何度も述べたようにユーリルにも勇者でない時はあったのだ。 勇者になろうと思えば、誰にでも勇者になれるわけじゃない。 それはユーリルにも当てはまった。 あの日、あの時、あの瞬間。 勇者として旅立つ決意をした少年は、勇者になったばかりであり、勇者としては未熟極まりないものだった。 だからこそ。勇者として未熟だったからこそ。そこにはユーリルという一人の少年が残っていた。 故郷を失い、仲間もいない一人ぼっちの時間だったからこそ、彼を勇者として見る人々の声なき声も、意識しないで済んだのだ。 ならば。 その勇者の中に残されていたユーリルは、何を想い戦っていたのだろうか。 勇者という仮面を被りきれていなかった彼は、心の中で恐怖や悲しみに震え泣いているだけだったのだろうか。 違う、そうじゃない。 (僕は、僕は。確かに自分の意思で、どこかの誰かを助けたいと願っていた) 彼は泣きはすれども、震えるのではなく、その哀しみを闘志に変換して前へと進んだ。 自分が味わった別離の哀しみ。 それをもう他の誰にも味わって欲しくないと、あの日の少年は思ったのだ。 もう誰も殺させてなるものか。無理だ無謀だと言われようとも、世界中の人間ですら助けてみせると、そう誓ったのだ。 それは、自分の意思を殺してでも正しくなければならなかった勇者が抱いた、最後の最後の我侭だった。 (でも……) 今のユーリルには、かつての勇者ではないユーリル自身の誓いですら、他人のもののように思えてならなかった。 剣の聖女の声がリフレインする。 人々は何もしてくれなかったと。たった一人の『英雄』に全てを押し付けて生贄にしただけだと。 炎のサイキッカーの言葉が追随する。 助けたい人だけ助ければよかったのだと。そうすれば『生贄』なんかにはならなかったのだと。 その二つの言葉が、ユーリルに一つの疑問をもたらす。 「価値なんて、あったのか?」 果たして、価値なんてあったのだろうか。 彼が助けようとした人々は。 自身のように辛い思いをさせたくないと思った人々は。 せめて、大好きな人達の代わりにと贖罪のままに助けた人々は。 ユーリルが失った全てのものに釣り合うだけの、価値があったのだろうか。 助けたいと、思うに値する人達だったのだろうか。 「教えてくれ。教えてくれ、クロノ。君は、どうだったんだよ。誰の英雄だったんだよ。 その誰かには、君が一度死んでまで護るだけの価値があったのかよ!?」 虚空へと叫ぶも答えは返ってこない。 返ってくるはずがない。 ユーリルが護りたい誰かになれたはずの少年は既にこの世にいないのだから。 故に。 「価値など、ありはしない」 その声は。 「君が護りたかった人間にも。クロノが救った人間にも」 何かを言おうとした青髪の男よりも先に発されたその声は。 「教えてやろう、ユーリル」 友のものであるはずがなく。 「クロノが本来進むはずだったある一つの未来を」 クロノ自身さえ知りえぬあり得た未来を語ることのできる者は。 「彼は愛した女と結ばれ玉座につく。なにせ相手が一国の……っ王女だったからだ」 時空を支配する力を持つかの魔王以外にありはしない。 「だがその王国は僅か5年で滅ぶことになる」 ただ、ユーリルにはもはや、そんなことはどうでも良かった。 「彼が、クロノがラヴォスより救った人間どもの手でだッ!」 告げられた言葉の意味。 それを理解するや否や、彼の心は大きな衝撃に襲われ、それどころではなかったのだ。 「てめええ、オディオォォォォォっ!」 よって、魔王の名前を呼んだのはユーリルではなかった。 呆然としたままのユーリルを庇って入ったアシュレーのものでもなかった。 それは熱き心のサイキッカーの魂の雄叫びだった。 強く拳を握り締め、オディオへと強烈なパンチを見舞ったアキラのものだった。 ▽ 「夢の世界までわざわざご苦労なこった」 アキラは他の人間達と違い、この世界がどういうものなのかを理解していた。 上下のない世界をふわふわと漂うその感覚を、アキラはよく知っていたからだ。 即ち、夢。 精神世界には近いけれども違うもの。 『誰か』の世界ではない、もっと広くて曖昧な世界。 個人の意識ではなく、雑多な人間の無意識からなる集合的無意識の世界。 だからこそ、この世界はミネアや、ユーリルの心に潜った時とは違い、個人が反映されてなく、あやふやなまでに真っ白なのだ。 「なに、君のように気絶している人物があまりにも多くてな。 少々他の事情も重なって、今回に限り、夢の中でも放送をしてやろうと思ったまでだ」 「そうかよ。親切すぎて反吐が出るぜ」 アキラはオディオに刺さっていた拳を引きぬく。 刺さっていたとは比喩表現ではなく、そのままの意味だ。 所詮、ここは夢の世界。 アキラの身体も、オディオの身体も、虚像に過ぎないのだ。 「反吐がでるのは結構だが、精神世界でならともかく、ここは夢の世界だ。 どれだけ殴られようとも、私の身も心も傷付きはしない」 「分かってるよ、んなことは。それでも俺は、てめえのことが気に食わねえ。その顔を見たらぶん殴りたくなるくれえになっ!」 アキラは強く拳を握り締め、追撃のパンチを放つ。 彼は心底腹がたっていた。 元よりオディオのことはボコボコに叩きのめすつもりでいた。 その相手が紛いなりにも顔見知りの人間を、絶望の淵に叩き込んだなら尚更だ。 アキラはユーリルへと目を向ける。 余程のことをオディオより告げられたのだろう。 ユーリルはあれだけのことを言ったアキラを前にしても、虚空を見つめ、口を壊れた人形のように動かすだけだった。 「くそっ、くそっ、ちっきっっしょおおおおおお!」 アキラは怒りの炎を燃え上がらせ、際限なく拳を加速させるイメージを紡ぐ。 自分の声ををきっかけに自身を再認識し、偶発的に身体を得たアシュレーやユーリルとは違い、 アキラの身体は確固たる意思でイメージされたものだ。 色が透けていたりせず、外見上は、生身の身体に見劣りしない。 だが無駄だ。避ける素振りを見せないオディオだが、それもそのはずだ。 アキラが看破したように、ここはどこまでいっても夢の世界なのだ。 どれだけ拳を叩きつけようと、現実の肉体には響かない。 夢だろうが現実だろうが心を壊せる言葉に比べて、拳はあまりにも無力だった。 「気が済んだか?」 済むわけがない。 それでも、アキラはようやく拳を解いた。 「落ち着くんだ。今は、この少年を助けるほうが先だッ!」 冷静になれと、アキラを引き止める声があったからだ。 はっとしてアキラは声の主に顔を向ける。 ユーリルを背に庇いつつ、強い意思の篭った視線を向けてくる人物。 その容姿にアキラは心当たりがあった。 「あんた、まさかアシュレー・ウィンチェスターか?」 「!? どうして僕の名を? いや、そういう君は一体……」 ブラッドからテレポートジェムを貰い受ける前に交わした情報が、思いもかけずに役に立った。 「おっとわり。先に名乗るべきだったな。俺はアキラ。あんたのことはブラッドから聞いた。 今はマリアベル……とも一緒にいるぜ」 一瞬、アナスタシアのことも告げようかと迷ったが、そこで妙案が思いつき、敢えて省略する。 事情が複雑な以上、たとえ夢の中であろうとも、オディオを前に悠長に会話してはいられない。 「ブラッドとマリアベルがッ!? なら君も」 「ああ、あんたの仲間だ。こいつを、オディオを倒そうとする仲間だ!」 アキラはそう口に出して宣言し、同時に心で語りかける。 『聞こえるか、アシュレー!』 口で話しているひまがないのなら、直接イメージを送ればいい。 ユーリルがオディオになんと言われたかまでは聞き取れはしなかったが、その前段階までの原因なら知っている。 自分が読んだユーリルの記憶や、知っている限りのユーリルとアナスタシアの今。 それをアキラはアシュレーへとテレパシーで伝えようとする。 無論、都合よくサイキッカーではないであろう新たな仲間が、情報の洪水に流されないよう、少しずつ区切ってだ。 そこまで考えて、ふと、最悪の可能性に思い至る。 「オディオ、こんなことができるなんて、てめえもまさかサイキッカーなのか?」 それは魔王オディオもサイキッカーである可能性だ。 他人の夢を繋げ侵入する能力。 オディオが成したその力が、人の心に意識を通わせる自身の能力に似ていると思ったからだ。 冗談じゃない。 オディオに心をよまれてたまるか。 反抗が難しくなるとか、そんな理屈以前に、アキラの感情が、オディオに心を読まれることを嫌悪して。 アキラは問わずにはいられなかったのだ。 ▽ 問わずにはいられない命題があるのは、オディオもまた同じだった。 本来であれば、彼が待つ城を訪れたものへと投げかけるはずだった問い。 しかし、殺し合いに招いた『勇者』が自らその疑問へと至った以上、予定を繰り越しても問題あるまい。 そう判断してオディオは口を開いた。 「……ちょうどいい。私からも君に問うとしよう。 君は、一体何のために戦ってきたのだ……?」 「てめっ、質問に質問で返してるんじゃねえ!」 「安心しろ。これは君の先刻の問いの答えにも通ずる質問だ」 嘘は言っていない。 アキラが知りたいのはオディオがサイキッカーなのかどうか。 それはつまるところ、オディオがこうして夢に介入しているのは超能力によるものなのか否かということだ。 そしてそのアキラが知りたがっている手段というのは、この質問の答えと無関係ではない。 「くそっ、しのごの言ってんじゃねー!」 「答えられないようなことなのか? そんなはずはないだろう。 君は世界を救った英雄だ。世界中の人々を護りたかったんじゃないのか?」 「違う。俺は自分の救いたかったものを救っただけだ」 同じことだ、同じことなのだ。 『誰か』を救おうとしたというのなら、お前も同じだ。 人間はいつか裏切る。人間は弱さを捨てられない。人間は他力本願に生きる。 そんな信用の出来ない他人を救う行為なぞ、『勇者』が世界を救わんとするのと同様、愚かしい行為でしかないのだ! 現に超能力者の少年が救いたいと言っている人物は、少年をずっと欺き続けてきたではないか。 「救いたかった? 理解できんな。無法松はお前の親の仇だろう? しかもそのことを秘密にし、罪悪感から逃れたいが為だけに、お前や子ども達を利用していた」 「っ、それでも、あの背中は本物だ。俺達を護ってくれた松の生き様には嘘偽りなんてなかった」 「それもまた幻想だ。人は裏切る、裏切るのだ」 とりつく間もない突き放すアキラの即答を、オディオは静かなる怒りで両断する。 「君はさっき聞いたな。私はサイキッカーかと。答えは否だ。 私は夢にメッセージを込めたエルフの女性の魔法に介入して、君達の夢を繋げ、言葉を届けているに過ぎない」 びくりと、ユーリルが痙攣を起こしたかのように一度大きく震える。 かのエルフはユーリルにとって、仲間のように比重の大きい存在でもなければ、アナスタシアやピサロのように憎むべき存在でもない。 先刻まであまりのショックに何の反応も示さなくなっていた少年を震えさせるには、本来なら不足だ。 それでも彼が反応せざるを得なかったのは、オディオの声にクロノの国が滅ぼされたと話した時と、同じ感情が滲んでいたのを感じたからか。 その通りだ。これからオディオが告げるのは、少年を更に絶望に落としかねない事実なのだから。 「彼女は、ロザリーは死んだ。最愛の人の手にかかってだ……」 信じられないと、ユーリルが目を見開き、瞠目し、今度こそ動かなくなった。 「……っ!」 動きを止めてしまったのはアキラも同じだ。 あの時、イスラの意見を振り切ってでも、いなくなったロザリーを探しに行っていれば。 アキラは悔しさに一瞬、口をつぐんだ。 「これで分かっただろう。君達が守ろうとしているものに価値なんてない。 ロザリーやクロノだけではない。 この殺し合いへと招いた人間の中には、私が干渉するまでもなく、近い将来、人間に裏切られる者達が何人もいたのだ それでも君達は誰かを護るというのか?」 勇者と巫女が命懸けで封印した暗黒の支配者を復活させた科学の信徒が。 人間に絶望し、命の恩人であったオスティア王を殺してのけたベルンの王が。 自らを縛る呪いから解放されたいが為に、世界を巻き込み死のうとした真なる風の紋章の継承者が。 オディオの瞳の裏を掠めては消えていく。 「そうじゃないんだ、オディオッ! お前は間違っているッ! 僕らは誰かに価値を求めて戦ってきたんじゃない……。 護りたいと思う自分の意思に応えて戦ってきたんだッ!」 響き渡ったアシュレーの言葉に、今度はオディオの動きが止まる番だった。 一瞬で、オディオから表情が消え……きれていない。 僅かに苦虫を噛むような、或いはどこか懐かしいものを見た顔で、オディオは再び口を開く。 「そうだな。君ならばそう答えるだろうな。だがそれは君が勝者だからだ。 君達二人は戦いに勝って、大切なものを手に入れた……。大切なものを護りきった。 しかし私はこう思うのだ。それらも、しょせん一方的な欲望ではないのかと。 自分にとって大切なもの、それを守るためならば 他者を傷つけていいのかと」 それは、意図して感情の起伏を抑えた声でありながら、ひどく心が漏れ出る声だった。 淡々と、とつとつと、オディオは言葉を並べていく。 「それが許されるならば、何故敗者は悪とされてしまうのだ。 彼らもまた、自分の欲望のままに素直に行動しただけではないか。 だというのに敗者には明日すらもない。歴史を作るのは勝者だからだ。勝った者こそが正義だからだ!」 つまるところそれは、オディオが開いた殺し合いと一緒だ。 勝者だけが全てを手に入れられる、それこそがこの世の真理なのだ。 アシュレー達はこの殺し合いを打破しようとしているが、それが何になる。 人は果てしなく欲望を抱く。 殺し合いの輪から抜けたとしても、人が人でいる限り、その先にあるのは新たな戦いでしかないのだ。 彼らが勝者なら尚更だ。勝者は生き続ける限り、数多の戦いを繰り広げ、勝ち抜いていく。 それは、勝者の勝利と同数の敗者を生み出すことに他ならない。 だからこそ。 「己の勝利に酔いしれ、敗者をかえりみないお前達は知らなければならなかったのだ。 お前達もまた敗者足りえたのだと。お前達が否定した悪そのものだったのだとッ!!」 それが生前のロザリーが仲間と共に訝しみ、あと一歩のところまで迫っていた、この殺し合いにおける人選の謎の答えだった。 何故人間以外の種族が巻き込まれたのか? それは概ねロザリー達の推測通りだ。 足りなかったのは、どうして参加者たちは誰もが平穏とは程遠い戦いを経験していたのかという点だ。 戦力バランスを考えてなどというものではない。 オディオは殺戮劇の参加者を、何らかの戦いを勝ち抜いた者を中心に選んでいたのだ。 この世が勝者と敗者で二分されているというのなら、勝者同士を戦わせればいい。 そうすれば、数多の勝者も敗者となり、数多の正義も悪となる。 偽善は暴かれ、たった一人の、真の勝者だけが残る。 その真の勝者を、魔王オディオは心の底から祝福しよう。 たとえその者の願いが、全ての死者の蘇生であっても喜んで叶えよう。 何故なら、その真の勝者は嫌でも理解せざるをえないからだ。 自分の願いの為に、誰かを殺し、蹴落としたことを。 誰かを護るということも、結局は人を傷付けてでしか成し遂げられない罪に他ならないということを。 「お前にはピンと来ぬかもしれぬがな。 アシュレー・ウィンチェスター。最たる勝者よ」 嫌味などではなく、羨望さえ感じる声でオディオはアシュレーを評する。 最たる勝者。 彼以上に殺し合いに招いた勝者の中で、この賞賛が似合う人間もいないだろう。 彼はオディオが唾棄した、何もしないで救いを求めるだけだった人々を、自らの意思で立ち上がらせた。 皆の心を一つにして、誰一人欠けさせることなく、未来を勝ち取った。 それは、きっと素晴らしい未来なのだろう。 あくまでも推測なのは、オディオにはファルガイアの未来を知る術はないからだ。 オディオは『憎しみ』という感情の化身である。 故にこそ、強き憎しみの力を持つ者がいれば、その存在を基点とし、時空の壁を越えて干渉できるのだ。 ただ、それは裏返せば、強き憎しみを抱く者がいない世界には干渉できないこととなる。 ファルガイアの未来はまさしくそれだった。 死に際のロードブレイザーを基点とし、オディオが干渉できたのはせいぜいその前後一年。 それ以降の未来、少なくともアシュレーの存命中には、オディオの媒介になる存在は現われはしなかった。 そして、その輝かしい未来を象徴するかのように。 アシュレーはこの殺し合いの最中でも、絆と希望を掲げ、数々の勝利をその手にした。 「フフフ……、ハハハハハ……、ハーッハッハッハッハア……!! そうだ、お前に私達、敗者のことが分かるはずもない。 ロードブレイザーに再び勝ち、どころかルカ・ブライトまでも破ったお前には」 いつしかオディオはそれまでの静謐さをかなぐり捨て、大声をあげて笑っていた。 何もアシュレーを嘲笑ってのことではない。 ただ『英雄』を否定した男が、誰よりも『英雄』と呼ぶに相応しいというその皮肉に、笑わざるを得なかったのだ。 かつてオディオが目指し、ユーリルも理想とした『勇者』。 その正解像とも言える人間を前に、泣くことも、怒ることもできないのなら、笑うしかないではないか。 (だが、だからこそ。私はお前を呼んだのだ。最たる勝者であるお前こそが、敗者を顧みねばならないのだ) 勝者に顧みさせようと招いた数人の敗者達は、既に多くは敗れはしたが、それでもまだ三人、残っている。 しかもそのうちの二人はオディオと同じく魔王の名を冠する者だ。 一人は先ほど口にしたピサロ。そしてもう一人こそ――。 「そうは思わないか、魔王ジャキよ」 「――貴様がその名前で私を呼ぶな。魔王たれと私に望んだのは貴様だろう」 人の名を捨て、されど魔の王としての名も持とうとはしない者。 一番呼んで欲しい人に名前を呼ばれない以上、そこに、文字の羅列としての価値しか見いだせない者。 魔王。 オディオの呼びかけに応える様に、魔王もまた夢の世界で虚像を纏った。 ▽ 敗者だとか、勝者だとか、魔王にはどうとでもよかった。 彼は敗者だ。 一人ではジールにもラヴォスにも勝てず、クロノ達にも敗れた敗者だ。 彼は勝者だ。 宿敵とさえも手を組み、遂にはジールとも決着をつけ、ラヴォスをも倒した勝者だ。 (それがどうした) 魔王は負けた。負けて最愛の姉を奪われた。 魔王は勝った。勝ったところで姉は戻ってこなかった。 であるなら勝敗に意味なんてない。 一番大切なものを失ってしまったのなら、他の全てがどうなろうと意味はないのだ。 その全てには魔王自身も含まれている。 どう足掻いてもサラを取り戻せないというのなら、これからの魔王の生など無価値だ。 逆に言えば、どうにかしてサラを取り戻せるのであれば、魔王はその為に全てを賭けられる。 ならばここは境界線だ。 転がり込んできた最後のチャンス。 それが幻想か、そうでないのか、この機にオディオに確かめなければならない。 「私が聞きたいのはそんな御託ではない。確認させろ。お前は本当にどんな願いでも叶えられるのか? 時空の彼方に消え去ったサラを、姉上を……。お前は見つけ出し、助けることができるのか?」 オディオに縋るしかない身とはいえ、魔王には彼の願望を成就させることがどれほど難しいか、身に染みて分かっていた。 助けるどころの話ではない。魔王は姉の居場所すら掴めていないのだ。 むしろそれこそが、魔王に立ち塞がっている最大の難関と言っていい。 時を超えることもできる。平行世界へも渡り歩ける。だがそれだけだ。 無限に広がる平行世界の、そのまた無限に綴られている時間軸。 サラが今も時の狭間を漂っているかもしれない以上、その全ての時空を探さねばならない。 それでは見つかるはずがない。 引いても引いても数が減らない無限の二乗個のくじの中から、たった一つの当たりくじを引き当てろと言うようなものだ。 「可能だ。いや、適任だと言っていい。私なら君の姉を救える」 そんな無理難題をふっかけて、すぐに解けると返されたのなら、人はどう思うだろうか。 喜ぶか。驚くか。違う。まずは疑うものだ。 「……根拠は」 「ある。彼女もまた、『オディオ』だからだ。私なら彼女が背負っているものを肩代わりすることができる」 加えて、その理由が要領を得ないものなら尚更に疑いが増す。 「彼女は今や生きとし生ける者全てを憎悪し、死を望んでいる」 オディオが語るサラが、魔王が知る心優しき姉とかけ離れていたのなら尚更だ。 崩れ行く海底神殿で彼女は魔王に言ったのだ。 彼女を生贄に捧げた母を、国を、恨まないで、と。 その彼女が憎んでいるという。人を、生命を、殺したいほどに憎んでいるという。 到底信じられるものではなかった。 だが魔王にはそれが妄言だと切り捨てることはできなかった。 どんなに優しい人でも、きっかけがあれば豹変してしまうと。 姉よりも先に、母の心をラヴォスに奪われた魔王は知っているからだ。 だから魔王にはオディオに続きを促すことしかできなかった。 ▽ 「サラは、魔神のペンダントを手に、星を滅ぼす災厄、ラヴォスを止められうる希望の少年たちを逃がした」 それはどこかで聞いた物語だった。 「サラは、希望の少年達を逃がしたことと引換に、一人、時空を彷徨うこととなった」 それは生贄となった少女の物語だった。 「サラの心は、たった一人で悠久の時を過ごすことに耐え切れず、日に日に摩耗していった」 それは一人ぼっちになってしまった少女の物語だった。 「その果てに、サラは、自らの願いどおりに倒されたラヴォスの怨念に取り憑かれた」 それは『憎しみ』と出会ってしまった少女の物語だった。 「そして、サラは。全て消えてしまえばいいと願うようになった」 それは生贄の少女が、人殺しになる物語だった。 (ジャキくんのお姉さんは私とおんなじなんだ……) アナスタシアは心の中で、オディオが語る物語にそんな感想を心の中で漏らした。 オディオの説明に納得したのか、魔王と呼ばれた男はこれ以上話すことはないと、虚像を解き、姿を消した。 あくまでもアナスタシアがずっとしていたように、居なくなったのではなく、見えなくなっただけなのだろうが。 (アシュレーくんは変わってないな) 姿を隠したまま、アナスタシアはアシュレーを見つめる。 アシュレーは殺し合いに呑まれることなく、オディオに真っ向から言い返していた。 アナスタシアとは違い、アシュレーは諦めることなく、この一日を戦って来たのだろう。 大好きな人達を守るために。最愛の人達のもとへと笑って帰るために。 (眩しいなあ……) オディオが語った少女同様に磨耗しきったアナスタシアには、アシュレーはあまりにも眩しかった。 「さて、そろそろ魔法が解ける時間だ。放送を始めよう」 だからそのオディオの言語に、アナスタシアはほっとした。 よかったと、漸く終わるのだと。 姿を消したままであるとはいえ、自分が壊したユーリルと、自分がそうなりたかったアシュレーから、早く離れたかった。 夢の中にすら逃げられないなんて、文字通り、まさに悪夢だ。 オディオが死者の名前や禁止エリアを告げる声に合わせて、夢の世界の連結が解け、消滅していく。 アナスタシア達の意識が浮上し、いずれ目覚めることを意味していた。 ▽ 彼ら彼女らが目を覚ました時、この夢のなかの出来事について何を想うのか。 今はまだ分からない。 時系列順で読む BACK△121 第四回放送Next▼123 Re:どんなときでも、ひとりじゃない 投下順で読む BACK△121 第四回放送Next▼123 Re:どんなときでも、ひとりじゃない 121 第四回放送 オディオ 130 〈 愛ちぎれる 金色の 断章 〉 117-3 ファンタズムハート アシュレー 123 Re:どんなときでも、ひとりじゃない 119 アキラ、『光』を睨む アキラ 127 エラスムスの邂光現象 ユーリル アナスタシア 115 ハッピーエンドじゃ終わらない 魔王 124 ソラノカケラ――(Brightest Darkness) ▲
https://w.atwiki.jp/game_rowa/pages/101.html
「ねえシルビア。アナタ、元の世界のナカマを探すって言ってたわよね。」 ハテノ村の工務店の長、サクラダは傍らの男に問いかける。 「ええ、そうよ。」 対するシルビアは最初の会場で見た仲間、カミュの姿を想起していた。 ウルノーガの目的を想像する限りでは、呼ばれているのがカミュと自分だけであるはずがない。 シルビアのすぐ近くにはイシの村があったため、おそらく仲間の誰もが目指すであろうその場所を目的地として設定することはシルビアにとって自然なことであった。 「どうして北に迷わず向かっているのか、理由があれば教えてくれるかしら?」 しかし当然、サクラダにとってはそうではない。 サクラダに行きたい場所があるわけではないので、異論があるわけでもないのだが、ここは行く方向ひとつで命の危険に晒されるかどうかが変わりかねない舞台でもある。 理由があれば聞いておきたい程度の理由だ。 「北にはイシの村ってとこがあるでしょ?そこ、アタシの知ってる村なのよ。」 「アラ、それは幸運ね。」 シルビアの答えは、ある意味ではサクラダの期待以上だった。 ここでのサクラダの期待とは、殺し合いの場で隠れられる場所や敵の潜みそうな場所を把握出来るということは圧倒的なアドバンテージとなる……などということではない。 「建物は悪趣味なのかしら?」 サクラダにとって重要なのは、そこで大工としての腕を振るえるかどうかだけである。 これから建物を見に行くのに、あらかじめ改装の余地があるのかどうかをシルビアに聞けること、それを指して幸運と言ったのだった。 「そうねぇ……その村、前に悪いヤツらに滅ぼされちゃったのを復興したばかりなのよね。もしかしたら間に合わせの補修しかしてないかもしれないわね。」 シルビアの言葉を聞き、サクラダは腕を鳴らす。 自らの手で村ひとつを復興させるとなれば、サクラダ工務店創業以来の大仕事だ。 イチカラ村の復興に向かったエノキダも、正直羨ましいとさえ思っていたほどだ。ハテノ村での仕事が溜まっていなかったとしたら、サクラダは喜んでイチカラ村に飛んで行っただろう。 期待に胸を膨らませ、早く行きましょとシルビアの背中を押す。 「ちょっと、押さないでよお。」 「いいからいいから♪」 シルビアから見てもサクラダは大工という仕事を心から楽しんでいることが分かる。いわゆる『天職』というものだろう。 (天職……ね……) 自分で思い浮かべた言葉ながら、シルビアは微妙な表情を浮かべる。 シルビアとしては、旅芸人という道は自分の天職であったと思っている。 だがそこには間違いなく、騎士としての道を勧める父への反論としての意味合いが少なからず含まれているのだ。 彼と和解した今となってもなお、それは変わらない。かつて大喧嘩した父への反抗心は心の底にずっと燻り続けている。 (と、らしくないわね。旅芸人は皆を笑顔にするのが生業なのに、アタシがこんなカオしてちゃあダメよね。) 「シルビア、どうしたのかしら?」 浮かない様子のシルビアを見て、サクラダが語りかける。 「ううん、なんでもないわ。」 そう言うとそのまま、2人はイシの村へと進み始める。 この世界でも皆を笑顔にする、それがシルビアの志す旅芸人としての方針だ。 そのためにも、サクラダのような者は必要なのだとシルビアは思う。建物を綺麗にして環境を整えることでこの殺し合いの雰囲気を打破する。魔物の脅威に晒され、暗い雰囲気に包まれる中で敢えて明るいパレードを開くことで笑顔を取り戻そうとした自分の行いとも重なる行いだ。 是非ともイシの村の再建に着手し、殺し合いの雰囲気さえ壊せるような環境を作ってほしい。 一方サクラダも、彼なりの決意がある。 サクラダのバックパックの中にある1本のハンマー。自らもよく知る、エノキダのハンマーだ。 こんな殺し合いに巻き込まれたことで彼と二度と会えないかもしれなくなったことは不本意だが、せめて彼のタマシイを胸に持とう。 少なくともこの時はまだ、そう思っていた。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 魔王は、オトモの同行に対してどうするか考えを巡らせていた。 まずは認めよう。自分はオトモが猫であるという理由だけで殺すのを躊躇している。 自分がどこへ行こうとも寄ってくるその姿から、昔から可愛がっていた愛猫アラファトを想起させられるからだ。 だが目的がゲームの優勝である以上、どこかでオトモを殺す必要はある。それもまた事実として認めなくてはならない。 次に、これもまた認めよう。 これは危険な兆候であると。 相手が猫であるという理由だけで、自分は他者に情けをかけた『実績』が出来てしまった。 一度心に生じた迷いを次は覆せるという保証は無い。 次に出会う人物が、オトモと同じように戦意が無かった場合は尚更だ。 そして、これも認めなくてはならない。 自分は既に、グレン(カエル)との一騎打ちの地点で奴らに情けをかけた『実績』があるのだと。 『──今ここでやるか……?』 あの時自分は、死者であるクロノ、さらには彼の友人であるサイラスをも貶してグレンの怒りを煽った。 その効果は絶大だったらしく、質問の形をした簡単な挑発にもグレンは乗ってきた。 しかしあの質問に対してグレンが首を横に振っていた場合、自分はどう振る舞っていただろうか。 やもすれば、彼らの仲間として共にラヴォスと──── (──どの口が言うのだろうな、まったく) 有り得ない未来を振り払うように、魔王は首を横に振る。 つまり、だ。 圧倒的な魔力を持つ魔王として中世を恐怖で支配していたあの頃の自分は次第に薄れていっているのだ。 事実、あの決闘の場でグレンを殺すという発想は湧かなかった上に、ここでも問題の先送りと分かっていながらもオトモを殺せずにいる。 だとしたら、自分を変えたのは過去を改変し続けてきた彼らにほかならない。 自分が古代の時代で討たれたことも相まって、面白い皮肉だとすら思う。 話を戻そう。 とりあえずオトモを殺せないのはまだ良い。 積極的に戦闘をしないオトモは生かしておいても毒にはならなさそうだ。 だがオトモの旦那様とやらを探すとなると話は別だ。 その者がオトモと同じく対主催のスタンスを取るのなら、オトモを殺す時も"旦那様"を殺す時も面倒なことになる。それどころか、オトモと"旦那様"を中心に対主催集団が形成されてもおかしくはない。そうなると最終的に優勝を狙う際に面倒なことになる。 また、仮に"旦那様"がステルスマーダーのスタンスであれば、オトモと仲間のフリをすることは容易なのだから、簡単に自分たちに紛れ込めるということだ。 つまり結論はひとつ。 遅くとも"旦那様"と出会う前にはオトモを殺し──── (──ん?) ここでひとつ、魔王の脳裏に引っかかったことがある。 「オトモ、お前は言ったな。旦那様がこの殺し合いに巻き込まれているかもしれないと。」 「うん……最初の会場にそれらしい後ろ姿を見たのニャ。」 「最初の会場……」 魔王は最初の会場では、自分が生きていることに戸惑っており、周りの様子を深く観察してはいなかったため、知り合いの姿を見つけることは無かった。 (つまりこの殺し合いの参加者は、無作為に選ばれたのではなくある程度の関係者が呼ばれていることもあるということか……?) そんなことを考えている時だった。オトモがいつの間にか装備している"それ"を目にしたのは。 「ちょっと待て、オトモ……。その胸に付けているそれは………」 「おっ気付いたかニャ?さっき魔王の旦那から隠れている時に不覚にも落としてしまったバッジニャ。今度は落とさないようにしっかり────」 「貸せッ!」 「ああっ!何するニャ!」 オトモが喋り終わる前にその「バッジ」を奪い取る。 (間違いない、これは────) そこにあったのは、魔王もよく知るアイテムであった。 『勇者バッジ』 勇者に送られる、聖剣グランドリオンの性能を上げるバッジだ。 かつては自分が殺した男、サイラスが身につけていたものであるが、色々とあってサイラスの死後は聖剣と共にグレンが引き継いでいるはず。 何故これがこんなところに……? その理由は想像出来る。 勇者バッジはグランドリオンとセットで初めて効果を発揮する。勇者バッジがあるのであればグランドリオンもどこかにあるのだろう。 そしてグランドリオンと勇者バッジを扱えるのは、少なくとも魔王が知る限り1人しかいない。 「アイツも………否、もしかしたらアイツらも………この世界に居るというのか………?」 魔王の脳内に過ぎった最悪の仮説。 自分だけではなく、グレンやその仲間たちも招かれているのではないか。 もしもこの仮説が正しいのだとしたら、優勝狙いという魔王のスタンスは危険だ。 彼らからクロノが欠けているからこそ自分は優勝してクロノを蘇らせようとしていた。 だがその優勝の条件にクロノの仲間たち全員を殺すのであれば本末転倒だ。 クロノには彼らをまとめあげられるだけのリーダーシップがある。決して、彼の強さは彼のみで成り立つものでは無いのだから。 また、グレンの装備が支給されているということは自分の装備品も誰かに支給されていてもおかしくはない。命よりも大切な、姉のくれた御守り。あれも他の誰かに支給されているかもしれないのだ。 誰が身につけているかも知らないサラのお守りを魔法で攻撃して破壊してしまったとしたら……… 魔王はため息をつく。 この殺し合い、どうやらただ殺せばいいというものでもないらしい。 そして目の前のオトモに目を配った。 悔しいが、オトモの存在はためになったと言わざるを得ない。 自分以外の全員が敵であるはずの世界で、他者との情報交換によって得られるものがあるとは思っていなかった。 (何にせよ、情報が足りなさ過ぎる。まだ動くには危険、か……。) マナは定時放送があると説明していた。 死者の名前を発表するとのことだったが、それはこの催しの参加者を知る手がかりとなる。 (せめて放送のときを待つか……。グレン、よもや貴様がすぐに死ぬとは思わんが、知る者の名が呼ばれる可能性はある……。) 「魔王の旦那ぁー、返してニャー!」 気が付くと足元で、勇者バッジを取り返そうとオトモがぴょんぴょん飛び跳ねている。 そんなオトモに対し、魔王は勇者バッジをオトモに届かないようにひょいと持ち上げる。 「ああっひどい、ひどいニャ魔王の旦那ァ!」 涙目になりながら魔王に対して文句を言うオトモ。 そんな彼を見下ろしながら、魔王は言う。 「まあ聞け、これは単体では役に立たん。用途を知っている私が持つ方が良いだろう。」 「えーと、それなら、確かに……?」 オトモはどこか不安な様子を隠せない。 魔王の理屈には納得していても、殺し合いの世界で貴重な支給品を失うことは不安なようだ。 「……これを使え。」 ため息と共に、魔王はバックパックの中から自分に支給された武器をオトモに渡す。 『七宝のナイフ』と言うらしいその武器は名前の通り短剣の形をしており、オトモの体のサイズでも充分扱える武器である。 「ま、魔王の旦那ァ……!」 「まあ、そのリーチの武器は私は苦手だからな。それに──」 「……それに、何にゃ?」 「いや、何でもない。」 それに、オトモには有力な情報を貰った。そう口にするのは癪だったため、その先は言わなかった。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 奇妙な光景──魔王が次に見た光景を言い表すのなら、その一言に尽きるものであった。 真っ先に魔王は思う。立ち去りたい、と。 魔王の眼前では、大人の男2人があたかも子供の『電車ごっこ』を想起させるような振る舞いで早歩きしていたのだった。 (た、立ち去りたい……!) 心から、本当に心からそう思う。 だが当然そうもいかない。 オトモとの情報交換が思わず役に立ったのと同様に、有力な情報を誰が握っているのか分かったものではない。 また、サラのお守りをこの2人のどちらかが所持している可能性も捨てきれない。 深い溜め息と共に、魔王は2人の男の眼前に立ち塞がる。 「「あら。」」 魔王は未だ迷っていた。 オトモの持っていた勇者バッジからグレンがこの殺し合いに参加している可能性を見出した。それが真実か偽りかによって、この殺し合いに乗るべきかどうかに関わってくる。 まだ魔王のスタンスは完全には確定していないのである。 「……私の名前はジャキ。かつて魔王と呼ばれた男だ。」 仮にこの世界に魔王のことを知る者が呼ばれているのであれば、その者が生きていようが死んでいようが、安易に皆殺しのスタンスを貫くわけにはいかなくなる。 つまり対主催の立場に転じる場合は、自分の過去の行いを知る者がこの世界にいるということだ。 よって、魔王の2つ名も晒すことに決めた。 魔王の悪名は他人と協力関係を築く時に大きな障害となることは承知の上だが、グレン達と共にこの世界の脱出を目指す場合に悪名を隠していたことが発覚するのは困る。 自分の悪行を知る者が誰も呼ばれていないと分かった時というのは、つまり皆殺しを始める時なのだから悪名を知られていようがいまいが関係ない。せいぜい不意打ちがしにくくなる程度だ。 「魔王とはまた大層な名前が出てきたじゃない。アタシはシルビア。こっちはサクラダちゃんよ。それで、私たちとの接触の目的は何かしら?」 それを聞いた2人の内の1人、シルビアが気にするのは当然、魔王の名。かのウルノーガも名乗っていた称号であり第一印象は決して良くはない。 「情報が欲しいのだ。この殺し合いの舞台に知り合いが巻き込まれていることを危惧している。」 「ボクの旦那様を探してくれてるのニャ!」 オトモは魔王の真意も知らず、旦那様ことハンターを探してもらっていると勘違いしている。 だが猫(に見えなくもない生物)と行動を共にしており、知り合い探しに協力的になっているところを見るに、根っからの悪ではないのだろうとシルビアもサクラダも推察する。 「とりあえず、ここに来る前の話も含めて全員で情報交換しない?きっと有意義になると思うのだけど。」 そう提案したのはサクラダだ。 彼はシルビアや魔王、さらにはオトモアイルーやニャンターとして大型モンスターの狩猟を行っているオトモとも違って戦いとは完全に無縁な日々を送っていた。 殺し合いの世界に送り込まれたことによる精神的な疲弊は他の2人と1匹よりも大きい。 そして彼は大工の頭領として一般成人男性以上の体力は兼ね備えているものの、つい先程家一軒を建て直すという肉体労働を終えたばかり。 普段であれば、仕事が終わればすぐ火の傍に座り込んで休息をとるが、この世界ではロクに休息も取っていない。 早い話が、サクラダは少し休む時間が欲しかったのである。冒険を経験していないサクラダは元の世界について語る量も少ないため、基本的に聞き手に回り続けることもできる。 「さ、さ、みんな座って座って。話は腰を下ろしてからよ。」 「……良いだろう。」 「それなら最初にジャキちゃん、喋ってもらえるかしら?」 唐突に、シルビアが提案する。 どの道全員が喋ることになるのなら順番など大した問題ではないはず。話の流れを作るため自分の最初を申し出ることは時にあるが、他人に──ましてや初対面の相手に押し付ける狙いは何なのか。サクラダもオトモも疑問符を浮かべているが、特に反対はしない。 (嘘を考える暇を与えない、か……。この男、食えん奴だ。) 一方、魔王だけはその目的を察する。シルビアは自分を相応に警戒しており、それを隠すつもりも無いようだ。 魔王の頭の回転の速さであれば特に考える時間は無くとも整合性の取れた嘘八百を考え付くことは出来るし、シルビアもその点について魔王を過小評価はしていない。 要するにシルビアの発言は、魔王のみに自分の警戒心を伝えるためのサインに過ぎないのである。 「いいだろう、話してやろう。偽り無く、な。」 シルビアの発言の意図を汲み取ったことを暗示しながらも、魔王は喋り始めた。 古代におけるラヴォスとの因縁。 流れ着いた中世での魔王としての悪行。 再び流れ着いた古代でグレンと決闘し、敗れて死んだこと。 ここまでの流れに嘘偽りはひとつも無い。 ただしクロノの死だけは黙っておいた。クロノの蘇生のために殺し合いに乗ろうとしていることを想像できる余地を残したくなかったためだ。 「私は既に死んだ身だ。ラヴォスの討伐や姉の救出は奴らに託した。今更生き返ろうとは思わないし、こんな催しに乗る気は無い。」 これも、ほとんどが真実である。 自身でラヴォスを討伐することに執着は無く、姉の救出も含めて彼らに任せられると思っている。ただしそれはクロノが生きていればの話だ。 つまりクロノの死という情報を提示しない限り、動機面から魔王の嘘を暴くことはできないのである。 「なるほど、面白い情報を聞いたわ。じゃあ次はアタシが話すわね。」 魔王に最初に喋らせたこともあって、シルビアが2番目に喋り始める。 シルビアの話の中で全員を驚かせたのは、この殺し合いの主催者と元の世界からの関わりがあったということだった。 しかし魔王にとって重要な情報はそれだけではなかった。 「ところで最初の会場でマナに最初に反抗した子、いたでしょ?あの子、アタシの知り合いなの。」 「なっ……!」 オトモの旦那様とやらがいる可能性は既に示唆されていたが、それはまだ確定情報では無かった。 だがシルビアによって、この世界には元の世界の関係者も招かれ得るという事実がハッキリしたのだ。 (これは……本格的にグレン達と脱出のために動くことも考えなくてはならんな……。) その後、サクラダが自分の世界について話した。 主にひとつの村しか行動範囲に無かったようなので情報の幅自体が狭かったのだが、この世界の地図にある『ハイラル城』がサクラダの世界にあったはずの場所であるという情報は心に留めておいた。 オトモの話も、旦那様の武勇伝を語られただけで特に新しい発見は見当たらない。 全員が話し終えたことで、ようやく魔王が動く。 「さて、ここでお前たちの支給品を見せてはもらえないだろうか?」 「いいケド……一応理由は聞くわ。」 「私の持っているこのバッジ。先ほど話したグレンという男の所有物だ。私は彼もこの殺し合いに参加しているのではないかと思っている。」 「えっ……ってことは……」 魔王の発言にサクラダが口を挟む。彼のバックパックには彼の弟子、エノキダのハンマーが入っていたからだ。 「エノキダもここに連れてこられているっていうの!?」 「……そういえば、その可能性は高いわね。」 その反応を見て、知り合いの持ち物が支給されていたのだろうと魔王は察する。 「それならハイラル城を目指すのはどうかしら。知っている場所がそこしか無いなら、もしかしたらエノキダちゃんもそこを目指すかもしれないわ。」 「それは嬉しいけど……イシの村は目指さなくていいの?」 「アタシの仲間は全員強いから急いで合流しなくても大丈夫よ。……ところで、支給品を見せるって話だったわね。」 シルビアは支給品は全て装備していたため、それらを魔王に見せる。サクラダはバックパックの中から支給品を取り出して見せた。 ただしその中に、魔王の知るものはひとつもなかった。 「感謝する。それでは。」 「待ちなさい、アナタも来るのよ。」 立ち去ろうとする魔王を引き止め、シルビアが言う。 「……何故私がお前たちの仲間探しに付き合わねばならん?」 「アナタが何か隠しているかもしれないから……かしら?」 殺し合いに乗ろうとしていることがバレているのか、と魔王は案ずる。だがクロノの死を伝えていない以上、核心に迫ることは無いはずだ。 「馬鹿馬鹿しい。何なら力づくで我が道を決めてもいいのだぞ?」 「ええ、その場合も受けて立つわ。」 魔力を溜めて武力行使をチラつかせてもシルビアは引かない。 ピリピリとした雰囲気に、サクラダとオトモは後ずさりを始める。 「アタシ達はね、アンタ以上の"魔王"に一度騙されているの。その代償に失ったものは決して小さくなかったわ。」 シルビアは聖地ラムダで"再会"したベロニカのことを思い出す。 パーティー全員の心に深い傷を残し、みんなの笑顔に深い闇を落としたあの出来事を、二度と繰り返してはいけないとその時シルビアは思った。 魔王の話の中から決定的な嘘は見つからなかったが、魔王の話し方や様子から伺えるラヴォスと姉のサラに対する執着は決して小さくはなかった。 魔王を見逃した場合、誰かが犠牲になるかもしれない。 そして現在イシの村の近くにいることから、魔王はイシの村を目指しているであろう仲間と接触する可能性が高い。 「だからアナタはアタシが監視する。アナタは相当強そうだけども……アタシだって刺し違えるくらいの力はあるわ。黙ってついてくるのとここで戦うの、どっちが有益か考えてご覧なさい?」 暫しの間、空気が凍りついた。 確かに魔王としても、グレン達の居場所にアテがあるわけではない。強いて言うなら地図に書いてある『北の廃墟』が自分の世界の由来の地である可能性はあるが、固有名詞ではないため断定は出来ないし、ハイラル城を目指すのなら方角は同じである。 ここで戦うのとどちらが得か……そんなもの、考えるまでもなかった。 「……仕方ない、か。」 ため息と共に魔力を引っ込める。 過去の悪行を話した時からある程度の警戒を受ける覚悟は出来ていたが、ここまで自分の行動を遮るとは思っていなかった。 「魔王の旦那ー!何事も無く収まって良かったニャー!」 オトモが泣きながら魔王の足にしがみつく。どうやら、魔王の憂鬱はもう少し続きそうである。 「シルビアちゃん……押しが強いのね、アタシ、関心しちゃった。」 「……イイコト教えてあげるわ。旅芸人ってのはね、脇役なの。主役は笑顔になる人々なのよ。彼らの笑顔を守るためなら、アタシは何でもするわ。」 ウルノーガとの戦いでも、シルビアは脇役に徹していた。 16年前にユグノア王国を巡るウルノーガとの戦いが始まっていたイレブン、マルティナ、ロウ。 家族や友人が大なり小なり危害を受けたカミュ、セーニャ、グレイグ。 彼らと比べ、自分とウルノーガに直接的な宿命は無い。 ただ人々を笑顔にするという自分の心情と衝突するからウルノーガと対立しているに過ぎない。 だからこそ、シルビアはムードメーカーになれたのだ。 自分の宿命が軽いからこそ、感情的になることなくパーティーを支えられる。 そしてそれはここでも同じだ。 主役の座など彼らに譲ろう。 自分はただ、主役への危険因子を人知れず遠ざけるだけの脇役で構わない。 それが、旅芸人シルビアの生き方なのだから。 【B-1/一日目 黎明】 【シルビア@ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて】 [状態]:健康 [装備]:青龍刀@龍が如く極 星のペンダント@FF7 [道具]:基本支給品、 基本行動方針:ハイラル城を目指す 1.サクラダを守る 2.ウルノーガを撃破する。 3.魔王を監視する ※魔王ウルノーガ撃破後、聖地ラムダで仲間と集まる前の参戦です。 【サクラダ@ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】 [状態]:健康 [装備]:鉄のハンマー@ブレスオブザワイルド [道具]:基本支給品 チェーンソー@FF7 余った薪の束×3 [思考・状況] 基本行動方針: ハイラル城を目指し、殺し合いに参加しているかもしれないエノキダを探す。 1.悪趣味な建物があれば、改築していく。シルビアと行動する。 ※依頼 羽ばたけ、サクラダ工務店 クリア後。 【魔王@クロノ・トリガー】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2個(確認済み、クロノ達が魔王の前で使っていた道具は無い。) 勇者バッジ@クロノ・トリガー [思考・状況] 基本行動方針:優勝し、クロノを生き返らせる……つもりなのだが…… 1.グレン(カエル)も参加しているのか……? 2.シルビア……食えない男だ。 ※分岐ルートで「はい」を選び、本編死亡した直後からの参戦です。 ※クロノ・トリガーの他キャラの参戦を把握していません。クロノは元の世界で死んだままであるかもしれないと思っています。 【オトモ(オトモアイルー)@MONSTER HUNTER X】 [状態]:健康 [装備]: 七宝のナイフ@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2個(確認済み) [思考・状況] 基本行動方針:魔王に着いていく。 1.旦那様(男ハンター@MONSTER HUNTER X)もここにいるのかニャ? 2.他の人に着いていくよりは魔王さんに着いて行った方が安心な気がするニャ。 ※人の話を聞かないタイプ 【支給品紹介】 【勇者バッジ@クロノ・トリガー】 グランドリオンのクリティカル率を上げるアクセサリー。元の世界でのカエルと魔王の一騎打ちの時も、カエルが装備していた。 【七宝のナイフ@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】 英傑ウルボザの使っていたナイフ。生前のウルボザはこのナイフと七宝の盾を用いて、まるで踊るように戦っていたと言われている。 Back← 048 →Next 046 Day of the future 時系列順 052 ささやかなふれあい 047 優しいだけじゃな守れないものがある 投下順 049 金と銀のカギ 019 幸せを呼ぶナカマ サクラダ 063 魔力と科学の真価 シルビア 020 魔王決戦、その果てに 魔王 オトモ
https://w.atwiki.jp/rozensenkiact1/pages/45.html
「K・・・とでも呼んでもらおうか」 登場作品 / ひぐらしのなく頃に CV / 保志総一朗 ラクス教団四天王の一人の記憶喪失の少年で、『四天王の美学1~5』を持つ事が確認できる。 + ゲームネタバレ 説明するまでも無いが「K」は本名ではなく、その正体は「ひぐらしのなく頃に」の主人公・前原 圭一その人である。 原作での数々の異名であるのうちの一つ、『口先の魔術師』がクラス名となっている。 記憶を失っている時も「男はすべからく変態だ!それを認めるか否かで!男の価値は天と地ほどの差を持つのだ!」 と、熱く語るあたり本質は全く変わっていないご様子。 エターナル城に進入した主人公達を捕らえるべく、戦いを挑んでくる・・・・・・のだが、L5が発症(ラクスは種割れと判断)し、自分で首を掻き毟って死亡。 (こちらが負けても同じ結末となる) が、レナスに拾われ、エインフィリア(天界の兵士)として転生。彼女に付き従う形で機動六課の図書館にて再び姿を現すが、レザードに色々バラされその場に居合わせた女性陣にドン引きされる。 この時に言葉を仲間にしていない場合、仲間にすることができる。 そしてアビスルートで竜宮レナと3ラウンドの戦いをし、1勝2敗で終わると記憶を取り戻し、キャラの名前が「K」から「圭一」へと変わる。 ただしマジシャン戦で加わる際に「記憶は戻っても能力は上がりません」と出るので能力は変わらずキャラの名称が変わるだけの模様。 名前を思い出したかどうか、そしてラヴォスを倒したかどうかでエピローグが変化する。 言葉、ディアッカとの排他キャラ。 能力としては剣の類を装備できるが、スキルは格闘系の物が多い。 特殊能力として、HPが一定割合以下になると「リミットブレイク」が発動する。 発動すると体力が全回復し、全能力(主に攻撃力)が上がり高位のスキルが使えるようになる。 初期ステータス設定 LV 15 クラス名 口先の魔術師 ステータス HP 138 SP 58 攻撃力 105 防御力 95 精神力 50 敏捷性 55 装備 利き腕 悟史のバット 逆手 なし 頭 革の帽子 胴 競技用プロテクター アクセサリー ガードリング 属性(ダメージ耐性) 半減 なし 無効 なし 吸収 なし 弱点 なし バッドステータス(状態異常) 耐性 能力低下、呪縛 無効 魔封 弱点 混乱、魅了 習得スキル一覧 スキル名 習得LV 効果・特徴 消費SP パワーウェイブ 初期 元祖地を這う飛び道具。敵全体に、光属性のダメージを与える 16 バーンナックル 初期 エレルギーを込めた拳で殴る。敵単体に防御力無視の炎かつ打撃属性のダメージを与える。ただし命中率はあまり良くない。 10 足払い 初期 敵単体の足を払う。打撃属性の小ダメージを与えバランスを崩させる 1 爆裂拳 初期 敵目標ランダムの4回攻撃。単発の威力は、通常攻撃に劣る。属性は装備している武器による。 4 チョークスリーパー 初期 相手の首を絞める。敵単体に防御力無視の体術属性ダメージを与え、窒息させる。 12 固有結界 18 独自の理論を展開し、敵単体を魅力する。言っている内容に反し女性にも有効。 8 瞑想 20 心を落ち着けることによって、自身のHPを回復させ、「毒」「暗闇」「幻惑」「能力低下」を治療する。 8 パワーチャージ 26 力強い突進からアッパーへの連携技。敵単体に打撃属性の連続攻撃を行い、転倒させる。 25 急所づき 23 敵単体の秘孔を突く。刺突ダメージ。低確率で即死効果。 8 パワーゲイザー 32 地面に叩きつけた「気」が間欠泉のように噴き出す。敵全体に炎かつ大地属性のダメージを与え転倒させる。魔法反射無視。 40 バスターホームラン 41 バーンナックルから渾身の振りにつなげる連携技。敵単体に風かつ打撃属性防御力無視のダメージを与える。希に敵が吹っ飛んで行ってしまう。物理攻撃。 40 覚醒 (注1) 何かが弾け、全能力が上昇する。一戦闘につき一度しか使えないが、戦闘不能にならない限り解除されない。 1 ウィップストーム - 鞭系の武器を装備している時のみ使用可能。鞭のリーチを生かして、敵全体を攻撃する。通常攻撃より威力は劣る。 0 注1 覚醒スキルに関しては製作者自身が言っていたことですがバグスキルなので覚えても使用するかHPが減ってリミットブレイクすると消えて使用できなくなります
https://w.atwiki.jp/srwbbs/pages/23.html
作品概要 More than meets the eye... Robots in disguise!! 遥か宇宙の彼方、セイバートロン星という星では、機械の体を持ち、 様々な物体へとその姿を変える住人、超ロボット生命体トランスフォーマー達が 平和を愛する「サイバトロン」と武力による支配を望む「デストロン」という二つの陣営に分かれ、 両者はいつ終わるともしれない永い戦いを繰り広げていた。 しかし、その戦いはあまりに永く続き過ぎ、セイバートロン星のエネルギーをほぼ使い尽くしてしまった。 そのため、サイバトロン総司令官コンボイは他の惑星へとエネルギー探索の旅に出、 デストロンもまた破壊大帝メガトロンを中心にしてその後を追う。 だが彼らがとある惑星に近づいた頃、両者は戦闘を繰り広げながら惑星の引力に捕まり、 その結果両者の宇宙船は墜落し、それぞれ長きにわたる休眠を余儀なくされた。 その惑星こそ我らが住むこの地球。 トランスフォーマー達は四百万年もの金色の眠りから目を覚まし、再び争いを始める。 エネルギーを奪うために破壊を繰り返すデストロンと、それを阻止せんとするサイバトロン。 両者は地球上のさまざまな物体の姿を借りて人間社会に潜み、 地球の、そして宇宙の命運をかけて戦うのである! そんな一方、宇宙の片隅で両者の戦いをただじっと見据える巨大な悪魔の影に、 この時はまだ誰も気づいてはいなかった。 登場人物 登場メカニック 関連用語 参戦作品リストに戻る
https://w.atwiki.jp/moonbasex/pages/66.html
タイトル 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ 英語名 Cho robot seimeitai Transformers BeastWars 放送期間 1997/10/1~1998/3/25 ストーリー エネルゴン?のありかを示したゴールデン・ディスク?をメガトロン?が盗まみ、テラ・クラッシャー号?で逃亡した。 航行中全ての宇宙船に追撃命令が下ったが、追撃に成功したのはコンボイ?が指揮するサイバー・ファルコン号?だけだった。 宇宙での戦闘の中2機の宇宙船は惑星エネルゴアへ落下。 そこはエネルゴン?に溢れ、トランスフォーマー達には危険な星であった。 活動するためにはその星の生物の姿をとるしかなかった。 生物の姿を借りエネルゴン?を巡る戦いが始まる。 サブタイトルリスト 1997/10/1 超生命体トランスフォーマー登場! 1997/10/8 倒せデストロン 1997/10/15 チータスの危機 1997/10/22 時限爆弾転送作戦 1997/10/29 消えたコンボイ 1997/11/5 空中山脈大爆破 1997/11/12 孤独な戦士タイガトロン 1997/11/19 クモ女のキック 1997/12/10 恐怖の新兵器! 1997/12/3 殺人ウィルス 1997/11/26 さよならラットル!? 1998/1/7 メーク・ドラマだデストロン 1998/1/14 ライノックス大暴れ! 1998/1/21 ダイノボットが2人に? 1997/12/17 ハヤブサ戦士エアラザー 1997/12/31 浮島のデスマッチ 前編 1997/12/31 浮島のデスマッチ 後編 1998/1/28 地獄のアリ戦士インフェルノ 1998/2/4 よみがえれビーストパワー! 1998/2/11 ジャングルぐるぐる 1998/2/18 不死身のスタースクリーム 1998/2/25 ストップ・ザ・くしゃみ 1998/3/4 さらばでござるタイガトロン 1998/3/11 やつらが来る! 1998/3/18 恐怖の大王あらわる! 1998/3/25 平和を守るために・・・ 戻る
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/767.html
【作品名】ドラゴンボール 【ジャンル】漫画 【速度計算】 バトルジャケットの機械レーザー(DB公式ガイドより) を10mの距離から回避する悟空(8巻) その悟空と至近距離の格闘戦で互角に戦える悟飯爺ちゃんが視界内で反応する前に3m飛べる占婆編の悟空=光速の0.3倍戦闘速度(9巻) 悟空と至近距離の格闘戦で互角に戦えるクリリン=光速の0.3倍反応・戦闘速度(11巻) クリリンその他大勢が目の前で消えたと認識する速度で3mは横に移動できる鶴仙編悟空=光速の0.9倍戦闘速度(11巻) ※大半は見失って視界を動かしていたので確実に見逃さなかったのは最初の1回のみと判断 悟空と至近距離の格闘戦で互角に戦える天津飯=光速の0.9倍反応・戦闘速度(11巻) 天津飯に4mの距離から反応できない速度で攻撃できる戦闘用パワー悟空は光速の3.6倍戦闘・短距離移動速度(11巻) その悟空の格闘攻撃に反応して叩き落とし、互角に戦える本気天津飯=光速の3.6倍反応・戦闘速度(11巻) 天津飯と至近距離の格闘戦で互角に戦える悟空=光速の3.6倍反応(11巻) 天津飯が一瞬と感じる間に300m上空へ移動した悟空は光速の1080倍戦闘速度(12巻) その悟空が至近距離から殴りかかって来ても普通に反応し互角に戦えるヤジロベー=光速の1080倍反応・戦闘速度(12巻) ヤジロベーと至近距離の格闘戦で互角に戦える悟空は光速=1080倍反応(12巻) 【大魔王編開始当時の悟空の攻防について】 パンチ一発で地球を割れるアラレちゃん(※Dr.スランプのアラレ本人だと鳥山が述べている)に蹴っ飛ばされ、 日本からエジプトまで吹っ飛んでも生きてるブルー将軍を舌で突いただけで殺せる桃白白と真っ向からのぶん殴り合いが可能な悟空以上の 攻撃力を有している天津飯と同等かそのくらいの攻撃力はある。 防御力も天津飯のパンチ数十発を受けても戦闘を続けられるレベル。 【名前】ドラム 【属性】魔族 【大きさ】2m位の緑色のデブ 【攻撃力】共通設定の天津飯以上。設定ではタンバリン以上の攻撃力。 【防御力】共通設定の天津飯の打撃で無傷。 【素早さ】共通設定より、戦闘・反応速度は光速の1080倍以上のタンバリンを上回る。 移動速度は達人並み。 【特殊能力】特に無し 【長所】魔族の中でも最強レベル。天津飯が全く相手にならなかった。 【短所】悟空に1コマでやられた。テンプレにするとただの「翼なしタンバリン」。 【戦法】撲殺 vol.4 584 :格無しさん:2015/05/05(火) 22 24 03.60 ID 6LomIOAs ドラム考察 ○スプレンティド 撲殺勝ち ×バルタン星人 距離を詰める前に分身白色破壊光弾負け ○イベルタル 撲殺勝ち ○ミラーアクエリオン 無限拳には昼寝しながらでも反応できるだろうから地道に削って勝ち ×白面の者 えっちらおっちら歩いてる間に毒ガス吸って死亡 △クッパ 頑丈すぎ分け ×ニムロイ 即死負け ××リバイアサン、でいだらぼっち 接近戦しかできないため突っ込んで自滅 △アマクサ 攻撃当たらず分け ○バラガン 撲殺勝ち ○ラヴォス 頑張って削って勝ち ×ディー オーラ負け △白鯨 飛んでるのでどうしようもない ×メルビー 焼け付く息負け ○シーザー 撲殺勝ち ×孫悟空 なんて縁起の悪い名前の敵だ。金縛り負け ○○ドラえもん、ガブリアス 撲殺勝ち ○シルバーサーファー 撲殺勝ち ×クサイハナ 臭いで負け ○○○ジラーチ~ギニュー 撲殺勝ち 原作じゃありえないね ○スレイプニル しがみついて必死で削って勝ち ○ビッグコンボイ 撲殺負け ×マザーレギオン 距離を詰める間に電子レンジでホッカホカ ○エクスカリバー 突撃を躱して横から殴ればへし折れる ○D-56 撲殺勝ち ○岩石大首領 頑張ってよじ登って口から侵入勝ち 結局タンバリンとほぼ同じじゃねーか! もっと下に行くと思って出したんだけどなあ。 ちなみに直接対決ではピッコロ大魔王の発言よりドラム>タンバリンとする。 まあ、その上のタンバリンの勝ち星では全部負けるだろうけどね。 ゴースト>フリーザ(激神)=ドラム>タンバリン
https://w.atwiki.jp/jingai/pages/453.html
【作品名】スーパーマリオギャラクシー 【ジャンル】ゲーム オープニングからかなり飛ばしており、今回のクッパはいきなりピーチ城ごと マリオとピーチを宇宙へとご招待してくれる。しかもマリオ達は生身。 その後宇宙が舞台にも関わらずマリオ達が宇宙服を着るシーンは欠片も無い。 結果としてピーチ姫ですら生身で宇宙空間生存を平気でやらかし、 大王星の爆発に巻き込まれて生き残るという生命力を見せ付けてくれる。 大王星:クッパ曰く新たに宇宙の核となる存在。 熱を発し周囲に惑星を持ち、動かないことから少なくとも恒星であることは間違いない。 またクッパのセリフやその後の描写から、彼が自分の思い通りになる新たな宇宙を作ろうとしていたのも確か。 実際エンディングでは爆発た結果ビッグバン(らしきもの)が起こったことから、 恒星をも越えるエネルギー量を持つのは間違いない。最大で、宇宙と同等のエネルギーを持つ可能性もある。 とはいえ、エンディングに関してはロゼッタやチコの関与が大きいのも事実。 というわけで、大王星そのものの爆発は単純に恒星以上のエネルギーを持つ星の爆発とする。 【参考】 【名前】マリオ 【属性】配管工 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】スピン:体を回転させて敵を弾き飛ばす。 急所を狙えばクッパを十数発でノックダウンできる(一時的に気絶させるだけ、殺すのは無理)。 つまり恒星破壊以上に巻き込まれても無事な相手をなんとか倒せる程度の威力。 【防御力】大王星の爆発に巻き込まれても生存。つまり恒星破壊以上。 【素早さ】走る速度は達人並み。自分の身長の数倍の高さまで跳躍可能。 位置にもよるが、空から降ってきた流れ星をキャッチできる。 惑星間航行できる速度(亜光速~光速?)で宇宙空間へと生身で撃ち出されても、 進路上にあるスターピース(動かない。つまりマリオから見た相対速度は亜光速~光速) を回収しながらしっかりと目的地である星の地面に着地できる。 【特殊能力】宇宙空間生存可能。 【長所】化け物じみた攻防反応、宇宙空間でも生存 【短所】テレサになったりハチになったり、もう完全に人間じゃない 【備考】大王星の爆発後しばらくして起こったビッグバンについては、 ロゼッタが助けた可能性が大きいので考慮しない。 大王星そのものが爆発した後ビッグバンが起こるまでは、 マリオは無傷で悠々と宇宙に浮いていたのでマリオ自身の防御力としてカウント。 【名前】ルイージ 【属性】配管工 【大きさ】やや背の高い成人男性並み 【攻撃力】【防御力】【特殊能力】全てマリオと同じ。 【素早さ】マリオより少しだけジャンプ力が高いが小回りが利かない(少しだけ反応が遅い?) 【長所】スーパールイージギャラクシー 【短所】ほとんど隠しキャラ扱い。見事なまでの二番手っぷり 【名前】クッパ 【属性】大魔王 【大きさ】ルイージより二周りは大きい程度 【攻撃力】炎を吐く・衝撃波を出すなど様々な攻撃があるが、全てマリオを三発で殺せる威力。 炎と衝撃波は飛び道具だが、どれもマリオの走りより少し速い程度の弾速。 また、怯んでいる状態を除いて触れただけで相手にダメージを与えられる。 このダメージもマリオを三発で殺せる程度。 【防御力】大王星の爆発に巻き込まれても生存。つまり恒星破壊以上。 通常ならマリオのスピンは効かないが、怯んでいたり隙を見せていたりするとダメージを喰らう。 【素早さ】直線的な走りやジャンプ力ならマリオより数倍は上。 ただし小回りが利かない所からすると、反応はマリオよりやや下程度。 【特殊能力】重力操作:自分や相手に掛かる重力を変え、惑星間を移動する。宇宙空間生存可能。 【長所】今回は色々と本気を出している 【短所】相変わらず自分で敗因を作る 3スレ目 159 :格無しさん:2011/07/10(日) 18 15 02.73 ID YBRAUnA/ クッパ(マリオギャラクシー)考察 恒星破壊攻防、炎熱耐性、亜光速反応 戦法は火を噴きまくりながらタッチ ○永遠の闇 反応差で火を噴きまくって勝ち ○ゴ・ガドル・バ タッチ勝ち △白面の者 宇宙生存できるから毒ガスは効かないがでかすぎて攻撃効かない ○ミラーアクエリオン 伸ばして殴ってきた拳にしがみついて侵入勝ち △リバイアサン、でいだらぼっち 液体を火で焼き続けて分け △アマクサ 速すぎて攻撃当たらず分け ×バラガン 老化負け △ラヴォス 倒せない倒されない ×ディー 睨まれ負け △白鯨 倒せない倒されない ○メルビー タッチはできないが火炎勝ち ×シーザー 火炎届く前に焼けつく息負け ×ドラえもん 火炎届く前に時間止められ任意全能負け 攻撃速度が遅いのでここまで でいだらぼっち=アマクサ>リバイアサン=クッパ(マリオギャラクシー)>ミラーアクエリオン
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/170.html
【作品名】スーパーマリオギャラクシー 【ジャンル】ゲーム オープニングからかなり飛ばしており、今回のクッパはいきなりピーチ城ごと マリオとピーチを宇宙へとご招待してくれる。しかもマリオ達は生身。 その後宇宙が舞台にも関わらずマリオ達が宇宙服を着るシーンは欠片も無い。 結果としてピーチ姫ですら生身で宇宙空間生存を平気でやらかし、 大王星の爆発に巻き込まれて生き残るという生命力を見せ付けてくれる。 大王星:クッパ曰く新たに宇宙の核となる存在。 熱を発し周囲に惑星を持ち、動かないことから少なくとも恒星であることは間違いない。 またクッパのセリフやその後の描写から、彼が自分の思い通りになる新たな宇宙を作ろうとしていたのも確か。 実際エンディングでは爆発た結果ビッグバン(らしきもの)が起こったことから、 恒星をも越えるエネルギー量を持つのは間違いない。最大で、宇宙と同等のエネルギーを持つ可能性もある。 とはいえ、エンディングに関してはロゼッタやチコの関与が大きいのも事実。 というわけで、大王星そのものの爆発は単純に恒星以上のエネルギーを持つ星の爆発とする。 【参考】 【名前】マリオ 【属性】配管工 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】スピン:体を回転させて敵を弾き飛ばす。 急所を狙えばクッパを十数発でノックダウンできる(一時的に気絶させるだけ、殺すのは無理)。 つまり恒星破壊以上に巻き込まれても無事な相手をなんとか倒せる程度の威力。 【防御力】大王星の爆発に巻き込まれても生存。つまり恒星破壊以上。 【素早さ】走る速度は達人並み。自分の身長の数倍の高さまで跳躍可能。 位置にもよるが、空から降ってきた流れ星をキャッチできる。 惑星間航行できる速度(亜光速~光速?)で宇宙空間へと生身で撃ち出されても、 進路上にあるスターピース(動かない。つまりマリオから見た相対速度は亜光速~光速) を回収しながらしっかりと目的地である星の地面に着地できる。 【特殊能力】宇宙空間生存可能。 【長所】化け物じみた攻防反応、宇宙空間でも生存 【短所】テレサになったりハチになったり、もう完全に人間じゃない 【備考】大王星の爆発後しばらくして起こったビッグバンについては、 ロゼッタが助けた可能性が大きいので考慮しない。 大王星そのものが爆発した後ビッグバンが起こるまでは、 マリオは無傷で悠々と宇宙に浮いていたのでマリオ自身の防御力としてカウント。 【名前】ルイージ 【属性】配管工 【大きさ】やや背の高い成人男性並み 【攻撃力】【防御力】【特殊能力】全てマリオと同じ。 【素早さ】マリオより少しだけジャンプ力が高いが小回りが利かない(少しだけ反応が遅い?) 【長所】スーパールイージギャラクシー 【短所】ほとんど隠しキャラ扱い。見事なまでの二番手っぷり 【名前】クッパ 【属性】大魔王 【大きさ】ルイージより二周りは大きい程度 【攻撃力】炎を吐く・衝撃波を出すなど様々な攻撃があるが、全てマリオを三発で殺せる威力。 炎と衝撃波は飛び道具だが、どれもマリオの走りより少し速い程度の弾速。 また、怯んでいる状態を除いて触れただけで相手にダメージを与えられる。 このダメージもマリオを三発で殺せる程度。 【防御力】大王星の爆発に巻き込まれても生存。つまり恒星破壊以上。 通常ならマリオのスピンは効かないが、怯んでいたり隙を見せていたりするとダメージを喰らう。 【素早さ】直線的な走りやジャンプ力ならマリオより数倍は上。 ただし小回りが利かない所からすると、反応はマリオよりやや下程度。 【特殊能力】重力操作:自分や相手に掛かる重力を変え、惑星間を移動する。宇宙空間生存可能。 【長所】今回は色々と本気を出している 【短所】相変わらず自分で敗因を作る vol.3 159 :格無しさん:2011/07/10(日) 18 15 02.73 ID YBRAUnA/ クッパ(マリオギャラクシー)考察 恒星破壊攻防、炎熱耐性、亜光速反応 戦法は火を噴きまくりながらタッチ ○永遠の闇 反応差で火を噴きまくって勝ち ○ゴ・ガドル・バ タッチ勝ち △白面の者 宇宙生存できるから毒ガスは効かないがでかすぎて攻撃効かない ○ミラーアクエリオン 伸ばして殴ってきた拳にしがみついて侵入勝ち △リバイアサン、でいだらぼっち 液体を火で焼き続けて分け △アマクサ 速すぎて攻撃当たらず分け ×バラガン 老化負け △ラヴォス 倒せない倒されない ×ディー 睨まれ負け △白鯨 倒せない倒されない ○メルビー タッチはできないが火炎勝ち ×シーザー 火炎届く前に焼けつく息負け ×ドラえもん 火炎届く前に時間止められ任意全能負け 攻撃速度が遅いのでここまで でいだらぼっち=アマクサ>リバイアサン=クッパ(マリオギャラクシー)>ミラーアクエリオン
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/311.html
【作品名】ドラゴンクエストⅡ 【ジャンル】RPG 【名前】シドー 【属性】邪神 【大きさ】全長10mはあるドラゴンより大きい 【攻撃力】打撃攻撃:イオナズンを何発食らっても無傷のはぐれメタルを一撃で殴り殺す 人間が打撃を受けると意識をなくして眠ってしまうことがある 激しい炎:ベギラマより強力な炎を吐く、イオナズン以上の熱量、射程・範囲は6㎞ その距離で自分と同等の反応でも回避できない 【防御力】ベギラマやイオナズンを何発食らっても無傷のはぐれメタル以上の防御力、イオナズンを受けても平気な熱耐性、自分の打撃にも3回までは耐える 睡眠・呪文封じ・即死に耐性有り 【素早さ】3m程の狼や2mの蟻より早い反応、飛行可能、120km/hで飛ぶ昆虫型ドラゴンより速く飛ぶ 【特殊能力】ベホマ:体力全快の呪文 何度でも使える 【長所】攻防の高さ 【短所】素早さ 【備考】 ドラゴンクエスト25thアニバーサリー:冒険の歴史書によると 「歴代の『DQ』シリーズ作品のうち、『DQI』『DQII』『DQIII』は「ロトの伝説三部作」」 時系列では3→1→2の順番 シリーズ総称タイトルとしてドラゴンクエストがあるので描写と設定も流用している ドラゴンクエストII 悪霊の神々 公式ガイドブックにイオナズンは核融合爆発を起こす魔法と書かれている ベギラマ:雷を放つ魔法、瞬間発動、 イオナズンと同等の範囲を巻き込めるので6kmの効果範囲 射程は自分が巻き込まれない程に先に放てるので6km以上、その距離で自分と同等の反応でも回避できない 500m程の巨人(ギガンテス)3体に3発当てれば殺せる威力の電撃 イオナズン:核融合爆発を起こす魔法 ギガンテス3体を一度に巻き込める雷や真空波(効果範囲1.5km) その真空波や雷でも一度に攻撃できないほど離れた魔物の群れ4組(1組にしか当たらないぐらい離れている)を一度に巻き込めるので6km程の核融合爆発 ブオーン:「ドラゴンクエストモンスターズ(集英社刊)」によると、雲をつき抜け天まで届くほどの大きさの魔物 低い位置にできる層積雲で500m~2000mほどなので500m以上の大きさはある ギガンテス:「ドラゴンクエストモンスターズ(集英社刊)」によると、ブオーンはこいつら巨人族に匹敵する 巨体の持ち主とされている つまりブオーンと同じ大きさの巨人 修正:vol.8 160 old 【作品名】ドラゴンクエストⅡ 【ジャンル】RPG 【参考】 ベギラマ:溶岩の上での戦闘するモンスターにもダメージを与える炎の呪文 イオナズン:横に並んだバピラス3匹を一度に巻き込む核爆発呪文 バピラスは翼長8mの翼竜なので24m程度の核爆発 【名前】シドー 【属性】邪神 【大きさ】全長10mはあるドラゴンよりでかい 【攻撃力】打撃攻撃:イオナズンを何発食らっても無傷のはぐれメタルを一撃で殴り殺す 人間が打撃を受けると意識をなくして眠ってしまうことがある 激しい炎:ベギラマより強力な炎を吐く 人間3人を一度に巻き込む攻撃範囲 【防御力】ベギラマやイオナズンを何発食らっても無傷 自分の打撃にも3回までは耐える 呪文封じ・即死無効 【素早さ】獣や昆虫より早い反応 120km/hで飛ぶ昆虫型ドラゴンより速く飛ぶ 【特殊能力】ベホマ:体力全快の呪文 何度でも使える vol.8 181格無しさん2022/02/19(土) 22 01 51.93ID yiybYkOD シドー再考察 竜王のほぼ上位互換のような性能。 同キャラが勝てない相手にはこちらも勝てないので位置は ラヴォス>シドー>竜王 (省略) vol.3 783 :格無しさん:2014/09/27(土) 00 42 19.88 ID 0PrWDhHI シドー考察 普通に考えりゃはぐれメタルの上だろう 激しい炎がかなり強力 長所短所もあると面白いんだが、最悪「醜い」でいいから △ドラハルトJr 速すぎて攻撃が当たらん ○ミスターVTR 火炎放射勝ち △ドン・モジャール 素早すぎ分け ×クロ 火力で押し切られる △アルビノジョーカー 当たらない倒されない ×鷲男 秒殺される アルビノジョーカー=クロ>ドン・モジャール=シドー>ミスターVTR まあVTRは光速反応付けば大陸破壊まで行きそうだがな